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グロス28馬力でも下りダートの王者 スズキジムニー  高知県四万十川にて

グロス28馬力でも下りダートの王者 スズキジムニー  高知県四万十川にて_f0137655_0555239.jpg

スズキジムニーSJ30、550cc、2サイクルエンジンはたった28馬力(グロス)。わが国最後の2サイクルエンジンは、軽い吹き上がりとパ~ンパンパンパンという独特のサウンド。私がTE51レビンの次に乗ったクルマである。
中央自動車道八王子大月間の登坂車線では時速40km/hまで落ちるほど遅いが、林道の下りでは軽く小さいため無敵であった。あるワインディングでの話し。上りの舗装路で抜かれた数台のスポーティカーをダートの下りで全て抜き返してやったことがある。非力なクルマでいかに速く走るか、私の運転技術や運転スタイルは全てこのクルマによって磨かれたといっていいだろう。たとえば、椅子を一番前にして背もたれを起し(ジムニーはリクライニングしない)、ハンドルを抱え込むように運転するスタイル、加速ではなく減速で車線変更をスムーズに行うテクなど、このSJ30によって築かれた。

写真はかれこれ20年前、四万十川の上流から河口の中村まで、ひたすら川に沿って下った時のものである。有名な沈下橋があったので河原に下りて撮影した。なんせ四万十川はくねくねと蛇行しているため、予定以上に時間がかかり、中村市のビジネスホテルに着いたのは夜遅い時間だった。昨年、この20年前に走った道を一部逆行するように走った。道幅や風景は変わっていないように思えた。

  by manbo_kurumachi | 2007-03-31 01:11 | スズキ

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